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チャバネ第7話 シーン3

シーン3 デパート

 その後、家に来た理子と一緒に3人で出かける千羽とかこ。
 水着売り場に向かうと、そこには魚屋さんがいた。

 かこ:「あれ? どうしたの? 今日はもう店じまい?」
 魚屋:「いやいや。ちょっと家内に押しつけてきた。かこちゃんが来ると思って…」
 かこ:「私を待っていたの?」
 魚屋:「頼む! かこちゃん! この水着を着てくれっ!! 代金は俺がもつから!」
 
 そこには、かなり露出の激しいビキニがあった。
 およそ千羽のスタイルでは着こなせそうもない代物である。

 かこ:「え~。それはさすがにちょっと~。17歳には厳しいわっ♪」
 千羽:「ホント私が子供の頃からずっとその姿だからね。そろそろ私がお姉さんになっちゃう…」
 かこ:「千羽ちゃ~ん。余計な事は言わなくていいのよ~」
 理子:「で、でも、かこお姉ちゃんには似合うと思います…」
 
 かこは千羽以外の親しい人には「お姉ちゃん」と呼ばせている。

 かこ:「気持ちは嬉しいんだけど、私はもう少し地味な方が…」
 魚屋:「そ、そうかい…。残念だな~」
 
 千羽:「あ、でも、おじさんがアレ穿いてくれるならいいよ~!」
 かこ:「え? ち、千羽ちゃん!?」
 魚屋:「アレ…、って。あのブーメランパンツかい? それ位お安い御用だ!」
 千羽:「じゃあ交渉成立ね~! やっぱ、おじさんいい男だわっ!」
 魚屋:「そうかい? 嬉しい事言ってくれるじゃないか~。千羽ちゃん! 
     じゃあ、千羽ちゃんのも俺が買ってやろう! あと、そこの嬢ちゃんのも!」
 千羽:「わぁ~!! おじさん太っ腹っ!!!」
 魚屋:「てやんでい! べらぼうめ!」
 理子:(このセリフ、本当にいう人初めて見た…)
 
 かこ:「ちょ、ちょっと、千羽ちゃん!」
 千羽:「ん? なに??」 
 かこ:「調子にのっちゃだめでしょ? 3人分も水着の代金払ってもらうなんて…」
 千羽:「いいじゃない~。それでおじさんも喜んでるんだから~」
 かこ:「そうは言ってもね~」
 千羽:「だって、ほら。もうノリノリだよ。おじさん」
 
 千羽が指さす方を見ると、魚屋さんが既に理子の水着を選んでいた。

 魚屋:「いやいや~。嬢ちゃん、見た目以上に胸があるから、こういうのがいいんじゃないのか?」
 理子:「わ、私は、そんな大胆なのは無理です…。それに、胸だってそんなに…」
 魚屋:「そりゃ~、かこちゃんと比べれば自信持てないかもしれないけどね。
     千羽ちゃんと比べれば月とスッポン! これ位の方が男はメロメロだよぉ~!」
 理子:「そ、そんな事言っても…」
 千羽:「チャバネ、チョ~ップ!!」

 魚屋:「ぐわぁ!」
 理子:「わ! 千羽! なにしてるの!?」
 千羽:「誰が胸なし色気なしのペッタンコ・ヒロインだ~! 胸は薄くてもハートはアツいのよ!」
 魚屋:「だ、だれもそこまでいってない…」
 かこ:「ごめんなさいね~。この子に胸の話は禁句なの。後でよく言いかせておくから」
 魚屋:「そ、それにしたって。もう少し手加減ってものを…」
 かこ:「帰りにお魚買って帰りますから♪」
 魚屋:「…まぁ、しょうがねぇか! 千羽ちゃんはどういうんがいいんだ?」
 千羽:「私はね~。やっぱりこういうのが~」
 
 ****

 こうして、女3人分の水着の代金は、結局夕飯の魚5匹で済ませる事になった。
 こんな事が日常茶飯事なのが、かこがアイドルたる所以である…。

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 オリジナルキャラクターの魚屋さんが、完全なるスケベキャラで動かしやすかったから頑張ってもらいましたw
 おそらく、彼は千羽のド・ストライクではないけれど、40代後半のまずまずの感じで、友達感覚で話せるから結構仲良くしているおじさん、っていうところでしょうか?
 まだメール送ってないから、このエピソードに限らず、何かインスピレーションが浮かんだら勝手にうらGおに送ってもいいですよ~。
 みんなで作る番組ですし。
 皆の創作意欲を掻き立てられれば! と思ってこれを書いている部分もあるので。
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チャバネ第7話 シーン2

シーン2 理子の自室

 理子はもう昼過ぎだというのに、ベットに寝そべって起きる気配がない。
 顔を枕に押しつけて、まるで何かをこらえているかのようだ。
 そこに携帯の着信が…。

 理子:「…………」
  
 電話に気付いてはいるものの、なかなか出る気にならない理子。
 そのうちに電話が切れてしまう。

 理子:「誰からだったんだろう? あ、千羽か。出れば良かったかな…」

 その時、もう一度千羽から電話がかかってくる。
 やや躊躇するが、今度は電話を取る理子。

 理子:「…もしもし」
 千羽(tel):「もしもし~! なんで1回で出ないのよ~? もしかしてバイト中とか?」
 理子:「う…、ううん。ごめん。寝てただけだから…」
 千羽(tel):「も~う。休日だからってゴロゴロしてちゃだめよ~!」
       「でも、ってことはヒマよね? 今から出てこれる? ママと水着買いにいこ~!」
 理子:「み、水着? なんで?」
 千羽(tel):「ウォーターランドのタダ券があるからさ~。明日みんなで一緒に行こうと思って。
        どうせ明日もヒマなんでしょ~? 一緒に遊ぼうよ~!」
 理子:「そ、そんな、イキナリ言われても…」
 千羽(tel):「こんな天気のいい日に引きこもってたら気分悪くなるわよ! 今からウチにきて!」
 理子:「そんな、勝手な…」
 千羽(tel):「はい、決定! 今すぐ着替えていらっしゃ~い! 待ってるから!」
 理子:「え、ちょっと待ってよ…」
 
 しかし、もう既に千羽は電話を切っていて、反論する余地はない。

 理子:「もう…。本当に自分勝手なんだから…」
 
 そう呟きながら、窓の外を見ると、雲ひとつない青空が広がっていた…。
 元気なセミの鳴き声が妙にうるさく感じられ、自分だけが夏から切り離されている気がした。

 理子:「でも、確かに家に引きこもっていても仕方ないか…」

 理子:「…よし! 出かけよう! 早く着替えないと千羽にどやされるわ」
 
  
 そして、再び千羽の家に話は移って…。

 千羽:「理子、すぐ来るって!」
 かこ:「まぁ。それはよかったわね~」
 マミコン:「かなり強引に誘っていた様に見えたけど…」
 千羽:「まぁ、細かい事気にしないの! 私も出かける準備しとかないと…」

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 とりあえず、こういう気分の時でも無理やりに外に連れ出してくれる人がいる事は幸せだと思います。

 確かにやっかいだけど、千羽は理子にとって「いい友達」になれているんじゃないでしょうか?
 
 まぁ、自分勝手な電話シーンはエンドレスで最近見たから、頭の中に平野綾ヴォイスが焼き付いてしまっているけど。over?

チャバネ第7話 シーン1

シーン1 浦汐家

 かこ:「ただいま~」
 千羽:「おかえり~。ちょっと遅かったね~」
 かこ:「ごめん、ごめん。商店街の福引きをしてたら長引いちゃって…
     でも! 喜んで千羽! ウォーターランドの無料招待券をもらってきたわ~!」
 千羽:「ふ~ん」
 かこ:「あれ? 興味ないの?」
 千羽:「この暑い時期に外に出て何が楽しいのか…。現代っ子は家でゲームよ~」
 かこ:「も~う、この子は…」

 しかし、流石は母親。千羽の扱いは心得ているので、一言で千羽の食指を動かすかこ。

 かこ:「そ~いえば~、なんか八百屋さんと魚屋さんも来るって言ってたな~」
 千羽:「ピクッ!」
 かこ:「明日は日曜だし、商店街の人たち総出で来るらしいわよ~」
 千羽:「ピクッ! ピクッッ!」
 かこ:「でも、千羽はそんな人がゴミゴミした所に行きたくないわよね~。現代っ子だもんね~」
 千羽:「…………」 
 かこ:「チケットもったいないし、私一人でも行こうかな~?」

 マミコン:「…ど、どうしたの? 千羽ちゃん? 黙り込んで…?」
 千羽:「ちょっと待ったぁ~~!!!!!」
 
 思った通りになった、と微笑むかこ。

 かこ:「あらあら。なにかしら? 千羽ちゃん?」
 千羽:「私も!! 行きますっ!」
 かこ:「あれ? 暑いから外出したくないんじゃなかったの?」
 千羽:「いや~。最近運動不足だったし、たまにはそういうのもいいかな~、って…」
 かこ:「ふふふ。困ったさんね~。でも、わかった。いいわ♪ 
     あと、かなり人数に余裕があるから、千羽ちゃんのお友達も何人か誘ってくれない?」
 千羽:「お、お友達…!!」

 急に真剣な顔をして携帯を取り出し、即座に電話をする千羽。

 マミコン:「あ、千羽ちゃん。理子ちゃんを誘うつもりね? 親友だもんね?」
 千羽:「あ、もしもし? コバちゃん~? 明日なんだけどヒマ? 実はさ~」
 マミコン:「おじさま優先…。しかも、いつの間に携帯の番号を……」
 千羽:「うんうん。うちのママも来るし~。なんなら、コバちゃんのお友達も誘っといてよ~!」
 マミコン:「いつの間に、そんなに親しい間柄になってるの…」
 千羽:「マジ? OK? じゃあ、また明日。現地集合ね~!」
 かこ:「コバチェ君、来るって?」
 千羽:「うん! あと、コバちゃんの友達も来ると思うから、よりどりみどりよ~!!」
 かこ:「よしっ! じゃあ、久しぶりにママも頑張ってお弁当作ろうかなっ!!」
 千羽&マミコン:「えっ……!?」
 
 一瞬にして空気が凍りつく…。

 かこ:「あれ? どうしたの? みんな…?」
 マミコン:「そ、その~」
 千羽:「ママはおじ様に声かけて、出来るだけおじ様を集めてくれればいいよ!
     お弁当はこっちで何とかするからっ! ねっ? マミコン?」
 マミコン:「そ、そうですよ~。チケットはもらったんだから、料理は私たちがやりますよ!」
 かこ:「そ、そう? せっかく懐かしい顔に会えるから手料理を、と思ったんだけどな~」
 
 ウメ:「どうしたの? 2人ともそんなに慌てて?」(小声)
 マミコン:「かこさんは料理がすごく苦手なのよ! 本人には自覚がないみたいだけど…」(小声)
 ウメ:「そ、そうなの? じゃあ、今までボクらが食べてた食事は…?」(小声)
 マミコン:「出前が半分以上だけど、たまに千羽ちゃんが作ってたの。たまにだけど…」(小声)
 ウメ:「そうだったんだ。人は見た目によらないね」(小声)
 
 かこ:「じゃあ、とりあえず、水着を新調しに行きましょうか、千羽ちゃん?」
 千羽:「わたし…、別にスクール水着でいいんだけど~」
 かこ:「もう! せっかくだから新しいの買いましょ!」
 千羽:「う~。めんどくさい~」
 かこ:「まったく、この子は…。マミコンとウメちゃんはどうするの?」
 マミコン:「だって私たちのサイズの水着なんて売ってないでしょう?」
 ウメ:「布を買ってきてくれれば、ボクなら作れるよ。そういうの得意だし」
 マミコン:「さすがっ! ウメちゃん!!」
 
 かこ:「わかったわ。2人に似合う感じのいい柄の物を選んで来るわねっ!」
    「じゃあ、買い物に行くわよ! 千羽ちゃん!」
 千羽:「あ、でもちょっと待っててママ。理子も誘ってみるから…」
 かこ:「ああ。よくウチに遊びに来る理子ちゃんね? ええ、是非誘ってみて~」

 昨日の放課後、理子に何が起こったかは知らずに理子に電話をする千羽。
 
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 色んな事詰め過ぎで、ちょっとここらで一息です。
 多分、カットした方がいい所とかちょこちょこあるんだろうな~、と思いつつ。
 まぁ、水着回は今回だけじゃないかもしれないからね!ww

チャバネ第7話 プロローグ

プロローグ 商店街にて

 商店街の福引き会場に来たかこ。なかなか当たらず、ティッシュの山が…。
 
 かこ:「え~い! なにか、いいものでろ~!」
 
 最後の1回で金色の球が出る。鐘を鳴らしてお祝いする商店街一同。
 
 係員:「おめでとうございま~す! 1等のウォーターランドご招待券が出ました~!」
 八百屋:「おめでとう! かこちゃん!!」
 魚屋:「かこちゃんなら、やってくれると思ってたよ~!」
 かこ:「あ、ありがとう! みんな! みんなの応援のおかげよ!」

 かこは商店街でもすっかりアイドル的な存在で、どんな店でもかこに毎回何かしらの
サービスをしてくれる。
 かこにはそういう不思議と他人を惹きつける雰囲気があるようだった。

 係員:「かこちゃんになら、残りの1等全部あげてもいいや! 好きなだけ持っていきな!」
 かこ:「そ、そんな。悪いですよ…」
 係員:「かこちゃんが来てくれれば、それだけで良い宣伝にならあ! もらってくれ!」
 かこ:「そうですか…。そこまで言ってくれるなら、喜んでいただくわ! ありがとう!」
 八百屋:「明日は日曜だし! 一緒に行こうぜ! 俺たちは自腹でいくからさ~!」
 魚屋:「かこちゃんの水着姿が見れるしよ~!」
 かこ:「あらあら。スケベな悪い子は奥さんに言い付けちゃいますよ~」
 魚屋:「そ、それだけは勘弁して…」
 かこ:「冗談よ~。じゃあ明日、娘や友人を連れて行くことにするわ。また明日会いましょうね♪」
 一同:「おう! 明日は商店街を挙げての水泳大会だ~!!」

 この一夏の暑い日に、様々な思いを抱えて男たちは集う!!

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 第7話は「ドキッ! おじ様だらけの水泳大会!?」なので、そういう路線です。
 お気づきの通り、今回はギャグ回ですww

 でも、なんか最近シリアスな話が多かったし(千羽を除くw)いいんじゃないか? と思います。


 三谷幸喜作品の大河ドラマ「新選組!」は大好きなんですが、第33話「友の死」という本当に悲しい話の後の、第34話「寺田屋大騒動」はかなりハチャメチャでドタバタ珍騒動みたいな完全なるギャグ回になってます。
 この場合は、友の死の悲しみで全員がどこか浮足立っているのが根底にあって、出演者も視聴者も気持ちを切り替える為に必要であった、と後で三谷幸喜自身が言っているのを聞いた事があります。

 今回のはそこまで高尚なものではないし、私の文章表現では至らない点もあると思いますが、気軽な感じで読んでくれれば幸いです。
 「こうすれば、もっと面白くなる」とかもあればドシドシ教えてくださいね~。
プロフィール

いろはうた

Author:いろはうた
いきおいだけで作ったブログです。
なんの気なしに見ちゃえばいいよっ!!
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