シーン4 ウォーターランド (翌日)
天気は快晴! 雲ひとつない青空はまさにプール日和だった。
千羽:「おっしゃ~! 晴れたぁ~!」
理子:「げ、元気ね…。千羽」
千羽:「今日はおじ様だらけのプール祭りなのよ! テンション上げなくてどうするのよ!?」
理子:「そ、そうなんだ…」
千羽:「あ、噂をすれば、コバちゃんがっ! お~い! こっちよ~!」
遠くからでも手を挙げて千羽の呼びかけに応えるコバチェ。
コバチェ:「やぁ。おはよう! 千羽!」
段々と千羽の方へと近づいてくる影は、コバチェ以外にも何人かいた。
それを見逃すはずもない千羽は、ツインテールがいつも以上にピコピコ動いている。
寿司職人:「おや? あれが噂のかこの…」
コバチェ:「そう。娘の千羽だ。なかなかキュートだろ?」
寿司職人:「確かに昔のかこにそっくりだが…。我々みたいなおじさんがいうと、犯罪っぽいぞ?」
コバチェ:「ハハハハハ。確かにそれは、違いないっ!」
植木屋:「私は昔、一度だけ会った事がある…。懐かしいな。彼女は覚えていないだろうが…」
千羽:「カレ~! カレ~~!! 本当によりどりみどりだわ~!!!!」
かこ:「あら? コバチェ君以外にも懐かしい顔が勢ぞろいね~」
理子:「懐かしい? 全員、お知合いなんですか?」
かこ:「ええ。昔の仲間なの彼らは。そして、彼女もね…」
理子:「彼女?」
千羽:「ゲッ!!」
女医:「おはよう。今日はお誘いありがとう。久しぶりに会えて嬉しいよ」
かこ:「いえいえ。私とあなたの仲ですからね~」
千羽:「チッ! な、なんで、アンタがここにいるのよ!!」
女医:「かこに誘われたからに決まっているだろう。友人は多い方が楽しいから、と」
千羽:「チッ!! ママ~! なんでこんな女を~!?」
その頃、かこは既にコバチェのグループと話をしていて、取り付く島もない。
女医:「まぁなんだ。今日はとにかく今までの事は水に流して、一日楽しもうじゃないか?」
千羽:「そ、そうは言っても…」
女医:「そんなふくれっ面してたら、そこのおじ様方に嫌われてしまうぞ?」
千羽:「チッ! わかった。今日だけはアンタと仲良くしてあげる! 今日だけよ!」
女医:「それは嬉しいな。お手柔らかに」
女医:「あと、白亜も今日はよろしくな!」
理子:「あ、は、はい! よろしくお願いします!」
女医:「今日は私の事、別に先生と思わなくていいからな。プライベートだし」
理子:「は、はい。わかりました」
千羽:「そうか…。わかったよ、真由…」
女医:「お前はもう少し年上を敬え…」
理子:「相変わらずね…。千羽……」
女医:「おい! かこ! 立ち話はその辺にして、まずは着替えに行こう!」
かこ:「あらあら。ごめんなさい。つい懐かしくて…。じゃあ、とにかく中に入りましょう」
千羽:「よ~し! 今日は萌え尽きるぞ~! カレ~~!!!」
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準備に時間かかる性格でごめんなさい…。
おじ様の水着姿を描くにはまだもうちょっとかかります。
しかし、これは一体誰に謝っているのか…?
私はカレセンを理解しきれていいないのでよくわからないけど、おじ様の水着シーンって需要あるのかな?w
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